耳と目

kneeの活動まとめ

「いとしのキラーキラー」の歌詞とコードとあれこれ

 

乾電池ちょっと危ない
感電死まで6秒
Count Down してよほらそろそろ
Knock out! Knock out!

 

So Cute に飲み干したい
性急な君の声
Don’t Stop で通してよこのまま
Secret? Secret?

 

この指止まれは今のうち
壊れたデータは拾わないよ

 

いますぐテストしてよ
ストーカーはロッカーで
バックパックかついでカタツムリ
Moon Light なんてもうないわ脳内
What time? What time? 

 

もっとブーストしてよ
四天王のテンション
スラップスティック答えて鼓笛隊
One Night なんて足んないわ more time
Love me! Love me!

 

高級車かっ飛ばせない
高周波聞こえない
Show room はこのまま夜まで
Keep out? Keep out?

 

テストしてよ
ストーカーはロッカーで
バックパックかついでカタツムリ
Moon Light なんてもうないわ脳内
What time? What time?

 

もっとブーストしてよ
四天王のテンション
スラップスティック答えて鼓笛隊
One Night なんて足んないわ more time
Love me! Love me! 

 

だってカンストしても
スタンディングオベーション
待ってるだけのタケノコだし
Dancing なんて死んでもしないわ
Sleeping! Sleeping!

 

 

続きからコードと制作話

 


key=BbmC#m→D#m
BPM=165

 

分数コードは分母がルートの意で使っています。
イントロはサビと一緒。

 

【A】key=Bbm
| Gb | Ab | Fm | Bbm | の繰り返し。2番はキーが+3


【B】key=Bbm
| Gb Ab | Bbm Db | Gb Ab | Bbm Db/ F |
| Gb Ab | Bbm Db | Gb | Ab E |

 

【サビ】key=C#m
| AM7 G#m | C#m E | の繰り返し。2番はキーが+2
G#mのところはしばしばルート音としてB(3音)を使用。

 

▽アナライズ(未満)と制作話

 

☆コード

いつもながら非常に単純。
【A】は6751、【B】は6713、サビは6513の繰り返し。
…調性をマイナーで表記したから6って書いてるけど、これ性質的にはたぶん平行調のメジャーの4だなあ。ていうか調性もメジャーで記すべきだったかもしれない。メジャーっぽく聞こえる。でも面倒なので直しません。

 

☆歌詞と主旋律

歌ってて気持ちいい歌を書きたかった。「音」を重視した歌詞というものについて考えたときに、まあ一番簡単なのは母音を使って韻を踏むことだけど、それ以外にもあるよなあと思って子音にフォーカスしてみた。
同じ子音の並びが何度も繰り返されたり、微妙に並び替えられてまた出てきたり。
普通に母音で踏んでるところとの組み合わせでなんか全体的にごっちゃり楽しい感じになったかなーと。
サビでは破裂音や無声音を大量に使って、リズムに勢いとメリハリが付くようにしてます。特に前半では「st」の並びを多用してたり。

 

いますぐテ「スト」「して」よ
「スト」ーカーはロッカーで

 

もっとブー「スト」「して」よ
四天王(「して」んのう)のテンション
スラップ「ステ」ィック答えて鼓笛隊

 

だってカン「スト」「して」も
「スタ」ンディングオベーション

 

あと書いてるときは意識してなかったけど、カタカナ語と英語使い分けてますね。"One Night"とかは普通に英語のアクセントで発音してるけど、「テスト」とかは”test"じゃなくて「テsト」って発音してたりとか。多分日本語のポップスでは当たり前に起こってることなんだけど、こうやって改めて分析(?)してみると面白いなと。

お気に入りの箇所は歌い出しとラスサビ。歌い出しは単純に「乾電池ちょっと危ない」ってフレーズが気に入ってます。
ラスサビは「待ってるだけのタケノコだし」の部分がそれまでのサビの該当部分とちょっと違うリズムになってるところがお気に入り。最初は1番と同じメロディで「まってぅだけの」って感じで歌ってたんだけど、なんか微妙だなと思って「まってーるだけの」という感じで「る」の部分にちゃんと音符を当ててみたらすごくいい感じになった。

 

歌詞の内容としては、まあ意味はないんだけど、一応モチーフは「ワンナイトラブ」と「死刑執行人」。最初からそういうテーマで書こうと思って書き始めたわけじゃなく、1番サビとAメロの歌詞をなんとなく書いてみて、あーそんな雰囲気だなと自分で解釈してそうした感じ。
歌詞にメッセージや明確なストーリーはいらないけど、世界観は欲しいし出来れば勝手に意味深な捉え方ができるようなものにしたいなーと思っている。どうでもいいけど「世界観」って単語使うのちょっと恥ずかしいんだけど、他にどう言えばいいのかわからない。
タイトルの「キラーキラー」はKillerをKillする人ってことで付けました。

 

☆アレンジ

完全にメロディ先行(歌詞と同時)で、オケは確かベース→ドラム→それ以外って順番で作った。ピアノを入れたのは結構後の方だったかも。
こういうあからさまに打ち込みですって音色でオクターブニゾンで同じフレーズを繰り返すピアノ、サクライケンタ氏(いずこねこ、Maison book girlのプロデューサー)の影響で最近好きです。
クラップ足したのも割と後の方なんだけど、入れてよかったなって感じ。
自分は大体サビのアレンジを8割くらい終えてからAメロのアレンジするみたいにブロックごとに作るんだけど、他の人はどうなんだろう?